ダウン症中心に、知的障がい者の家づくりと街のバリアフリー


by tak_ada

はじめに

このページは、2007年度神楽坂建築塾の修了制作として発表したものを元にしています。

知的障害をもつ人が街で、家で、どんなことで不便を感じているのか知ってもらおうと作成しました。

街なかの施設や設備で困っていることをまとめた「公共空間」と
家の中で困っていることをまとめた「生活空間」との二本柱で記載しています。

生活空間については、これから家を新築・改築・リフォームされる知的障害をお持ちの方、またそのご家族に、参考にしていただければ幸いです。

また、管理者は設計事務所を運営しております。
ご相談はお気軽にこちらまでメール下さい。

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近年必ず設計上の配慮が求められるバリアフリー。
エレベーターの設置、スロープ、手すり… 車いす利用者用駐車場や通路の幅など法律上もさまざまな規定があります。
そしてそれはハンディのある人だけでなく多くの人の使いやすさにつながっています。

しかし障害は身体的なものだけではありません。

日本には55万人の知的障害者がいます。

彼らの視点に立ったとき、もっと他にも暮らしやすさのために建築的にできることがあるのではないか? 身体障害者にとってのエレベーターや手すりのように、知的障害者にとっても設計の工夫によって建物のバリアがなくなる、ちょっとした配慮によって社会参加の機会が増える、そんなことがないだろうか。

そう考え、まずはどんなニーズがあるのか探ろうと、普段感じている不便、バリアについてアンケートを行い、結果を中心にまとめました。

知的障害の程度によって困難や対策の必要性もさまざまです。
今回アンケートに協力していただいた方のほとんどがダウン症者の親ということもあり、ここにレポートする内容がすべての知的障害者にあてはまるわけではありませんが、望ましい方向性は示せているのではないかと思います。
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# by tak_ada | 2008-07-15 14:20